エクステリアの基礎知識

「新築外構」は必ず地元のエクステリア専門ショップに発注しよう、と述べました。
しかし、家を新築される場合は、殆どが銀行か住宅公庫でローンを組まれます。
この時、「外構」の予算まで含めた資料を住宅会社が作り、その見積もり金額でローンを組むケースが良くあります。

そして、ここで大きな勘違いをお客様がされている場合が、非常に多くあります。
つまり、ローン申請用の資料を住宅会社で作成しているので、その会社に発注しないといけないと思う勘違いです。

しかし、住宅本体を含め、ローン契約は、銀行、公庫等とお客様が直接結んでいる訳で、そのローンのお金でどこの発注しようと、常識的にも法的にもお客様の自由です。
ただし、住宅本体まで違うところへ発注するとなると、よほどのトラブルでも無い限り、行動がやや過激すぎるという懸念があります。

だが、「外構」のような付帯物に関しては、まったく自由といって差し支えありません。
ところが、大手の住宅メーカーなどは、さも資料を作成した自分の会社へ、付帯物まで発注する義務がある、と言った営業トークを良く使います。
ある程度までは、商売ですので仕方がありませんが、あまり強引な態度をとった場合は、お客様自身が毅然とした対応を行ってください。
カーテンや照明器具などに関しても同じです。

以上の理由で、「外構」はローン資料を作った住宅会社以外の専門ショップに発注しても、何の問題もありません。

2022/09/30

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