エクステリアの基礎知識


住宅では、水廻りは新築・リフォームを問わず、最重点項目であることは言うまでもありません。しかし、こと屋外となると、意識は一変し、商品開発も極端に遅れています。結果、水廻りの第一歩となる「立水栓」も、格好は良いがあまり役に立たないと言う商品が市場に氾濫しています。
そこで、今回からはまず「立水栓」の選び方から・・・
「立水栓」と言うのは、庭などに設けられている水道蛇口のことです。一般的には柱のようなものに蛇口が取り付けられているため、そう呼ばれます。
「立水栓」をめったに使わない、という方は今回のテーマとあまり関係がありません。しかし、通常は水やり、洗車、屋外での洗い物・・・など結構利用頻度の高いもの。
そこで、シンク、蛇口、付属品等、商品選びのポイントについて指摘しておきます。

「立水栓」の選び方のポイントを・・・。
今回は「蛇口」(カラン)についてですが、国内製品の2口タイプ、または2箇所に付いているものを選びましょう。
理由は、①輸入物の中には品質の悪いものが有る②同飲料用として認められていないものが有る③ホース専用に使う蛇口があったほうが便利で、2口以上がベター・・・と言うもの。
実は、輸入物の蛇口のほうがお洒落なものが多く、人気があります。しかし、安心安全を考えプロは殆ど国産品を使います。デザインも最近はかなりよくなりました。
また、蛇口が1口だけだと、ホースの脱着が不便で、自動潅水装置を設置する時など完全にアウトです。値段はそんなに変わりませんので、ぜひ2口以上有るタイプに・・・。

そこで今回のアドバイス
「立水栓の蛇口は、国産製品で2口タイプまたは2箇所あるものを!」

次回は、なるべくセットしたい付属品について。

2022/09/30
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