前(まえ)項目、土工事、に続くのが「基礎項目」です。
門柱、塀、土留め・・・などは外構に必ず必要です。しかし、これらは見える部分だけで成り立っているわけではありません。
地震や、水・土の圧力に耐え、安全な状況を保つには正しい基準の元に作られた「基礎」が必要になります。特に、主用材となる「コンクリートブロック(スタンダードブロック)」を支えるには、この部分が非常に重要です。
しかし、多くは土の中で目に見えません。さらに、一般のお客様にはあまり知識の無い部分です。従って、「基礎」の手抜き工事が非常に多いことも事実です。
相見積もりを取る場合、殆どのお客様は安いか高いかで、発注先の判断を行われます。しかし、極端に安い場合は、「基礎」に手抜きがある場合が殆どです。
では、「基礎」はどのような基準で造られるのでしょうか? その基本が「建築基準法」です。
ただし、高さ1,200㎜以下の塀はこの対象とはなりません。となれば、良心的な専門店であれば、独自の基準を定めているはずです。
細かな知識を持つことは困難でしょうが、少なくともこの「お店の基準」を明確に提示してくれるところを選んでください。
2022/09/26