「セミクローズスタイル」とは、一部だけに塀やフェンスを設ける、比較的開放的な「外構」のことです。

一時期は、次項で取り上げる「オープンスタイル」が主流を占めたこともありました。しかし、「シンプルモダン」と言われるデザインが多くなり、かつ、より個性的なものが好まれるようになると共に、「セミクローズスタイル」のほうが多くなりつつあります。

最近、最も目立つのが、直線的なデザインで、門柱と塀を兼ねた門廻り。そして、周辺にはあまり塀・フェンスを設置しません。
全体の配色は地味なものが多いのですが、ポイントに原色を使う、ポスト・ネームプレート・照明など、小物を思い切り個性的なものにする、スリットで変化を付ける・・・などにより個性をを出しています。

お客様はもちろん、アドバイザー、プランナーにとっても、創りがいのある「外構」と言うこともできるでしょう。
ただ、それだけに悪趣味とならないよう、くれぐれもご用心を・・・