エクステリアの基礎知識

「外構工事」はどのように成り立っているのでしょうか?
「積算書」はもちろん、個々の値段の明細を示した物です。

しかし、一般のお客様が「積算書」を見ても、実際には何を物語っているのか、殆ど理解できません。
理由は、①簡潔にまとめすぎているため、細かな知識が無いと理解できない②一般の方がご存知ではない表記が多い・・・ことによります。

逆に言えば、「積算書」に細かな、かつ分かりやすい補足説明を加えれば、「外構工事」の内容を理解していただくことが出来る、と言うことでもあります。

そこで、基本的な「積算書」の項目に従い、詳しく分解していくことにしましょう。

まず、殆どの「積算書」の冒頭に出てくるのが、「水盛り、遣り方」と言った言葉です。まさに馴染みの薄い言葉で、これだけでも気分がげんなりします。
でも、難しいことではありません。「水盛り」とは水平を出すことです。「遣り方」とは平面上の各部署の位置を確定することです。他にも同系の細かな項目を入れる店もありますが、これらは要するに「測定」に関する項目です。
つまり、工事を行うための準備に関するものと考えれば良いでしょう。

2022/09/26
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