「デッキ」について検証中です。用途(設置目的)別に、どのようなプランにすれば良いか考えて行きます。
大切なことは、「デッキ」を設置する時、どのような使い方をするか良く考え、それに対応できるプランを作成すると言うこと。その中で、最も重要なのがサイズ選びです。基本的には、敷地条件・ご予算が許す限り「大き目のサイズ」にすると言うことです。何に使うにせよ思った以上の広さがいる、狭いと余計な労力を必要とし使い勝手も悪くなる・・・と言った理由によります。
ただし、特定の目的で作る実用性本位の「デッキ」の場合は、無駄に大きくする必要はありません。では、一般的にこのような「デッキ」はどのような使い方をされているのでしょう。通路、洗濯物干し、布団干し、赤ちゃんの遊び場所、ペット(イヌ、ネコ、等)の休憩場所、等が主な物。ただし、「デッキ」を本格的なペットスペースとする場合は、別のプランが必要となります。
上記のような実用性本位の「デッキ」の場合は、間口2,700~3,600㎜×出幅1,200~1,800㎜程度が一般的。これ以上狭くなる場合は、もう一度使用条件をよく考え、サイズを決定してください。また、テラス屋根、竿掛け、手摺、ステップ(階段)、などが重要なポイントとなります。
洗濯物を干す場合い、テラス屋根、竿掛け、をどうするかが極めて重要。竿掛けに関しては、よく忘れられてしまいますが、既存の物では弱い、設置しにくいなどの問題があり、出来れば設置時にしっかりとした物をセットしておきましょう。手摺に関してはより重要なポイントとなります。安全性だけではなく、布団干し場と言う役割も忘れないようにしてください。一戸建て住宅の場合以外にその場所がなく、「デッキ」に手摺があり助かったと言う話をよく聞きます。
また、「デッキ」は屋内・屋外との両方のアクセスが大切。従って、ステップをどうするかが思った以上に大切になってきます。キットデッキなどの場合は、簡単なステップが殆どですが、不便なだけではなく危険な場合も。庭からの出入りが頻繁に行われる場合は、大きめ・一段が低めのステップを設置してください。
実用性本位の「デッキ」でもこのように多くのチェックポイントがあります。これに、他の目的がプラスされた多機能「デッキ」となれば、より多くの注意事項が出てきて当然。次項では、この点について考えて見ます。
手摺をつけると布団干し等に意外と便利!ウッドデッキは目的を持って計画を。
ちょっと腰をかけてタバコがすえたら。。。縁側サイズのデッキ。