「セージ」は、シソ科、アキギリ属の宿根草です。ただし、サルビアの仲間と言った方が分かりやすいでしょう。地中海の原産で、名前も、ラテン語、フランス語などを経て、サルビアが訛って「セージ」となったといわれています。
「セージ」=ハーブと言うイメージが強いのですが、育てやすい、適度な草丈に育つ、花(5月~7月)が美しい、などの特色を持ち、要所に植えるグランドカバーとしても非常に魅力的です。
品種により、それぞれの特色を引き出すことが出来、さらにその魅力をアップさせることも可能です。そこで、代表的な種類と特色を下記に提示しておきます。
「コモンセージ」
セージの代表格で、香りが強いためハーブとして使う場合は、「コモンセージ」かその近樹種が勧め。草丈は50㎝程度で、白と紫の混ざった花を咲かせる。
「ペインテッドセージ」「ボッグセージ」
観賞用の草花として使われる場合が多い。草丈・草姿は「コモンセージ」と似ているが、紫色の花がより美しく、グランドカバーにも適している。
2022/09/30
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, 宿根草・多年草編