「アプローチ」に続く積算項目は「門・塀周り」。
この中で、まず「門周り」を取り上げることにします。

「門周り」は「外構工事」の言うまでもなく顔です。加えて、ポスト・ネームプレート・インターホン・門灯・・・と言った、機能が集約された場所でもあります。
もちろん、これらの小物類は、お客様が最もこだわる部分でも有り、全体のデザインセンス、機能、こだわりなど、全て満足できる物でなくてはなりません。

素材も、ブロックをベースとして塗装仕上げしたもの、同タイル・石などを貼ったもの、レンガや石積み、木材を使ったもの、メーカーのシステム門柱・・・など、まさに多種多様です。

この部分の見積の項目としては、3つ上げることができます。
1つ目は、基礎に絡む項目。
2つ目は、ブロック等で下地を作るのであれば下地のブロック工事、機能門柱等であればその商品と施工価格
3つ目は、門柱の装飾やポスト、表札、ｲﾝﾀｰﾎﾝ・門灯等の電気の配線と取付価格

「門周り」に関しては、特に工事の基本単価などがどのように安くても、優れたものを納得のいく価格で創り出すことは出来ません。
それには、優れたセンス、技術力、そして一番重要なお客様の要望・目的をよく理解でき、プランに反映できる専門店・担当者でないと難しいと言うことになります。