緑豊かな印象の外観。
ガーデニングを愛好されている方だと憧れる方も多いのではないでしょうか。
しかし現実問題として、既存の建物の外壁塗装をリフォームしても建物の形や素材そのものが、洋風ではない場合、いわゆるガーデニングをイメージした洋風エクステリアはなかなか合わせづらいもの。
そこで、港製器工業のスーパーフェンス柱と高耐久木材を使って、自然素材とアルミ素材を融合したモダン×ナチュラルなエクステリア計画はいかがでしょうか。
まずは施工前のイメージです。
今回も高槻枚方によくある外構をベースにプランニングしてみます。
このプランでは、スーパーフェンス柱の持つモダンな印象と、木製立体トラスを用いた壁面緑化、ハードウッド材を組み合わせた自然素材とアルミ素材の融合をテーマにした独特の個性的なプランとしました。
①フロントガーデンの統一感
スーパーフェンス柱でアーチを作り全体に統一感を持たせています。
②木製立体トラスを使った壁面緑化
木製立体トラスを壁面に用いてモダンさとナチュラルな印象の融合を目指したプランとなっています。
また最も目隠しが必要なはき出し窓周りはハードウッドの横格子を採用し目隠し率をアップすると共に壁面に変化を与えています。
③ガラス素材を使用した門周り
400mm×1200mmの1枚の大きなガラススクリーン表札を採用し、スーパーフェンスの柱に挟み込み門柱としました。
④はき出し窓から直接降りることができる石張のテラス
このスペースは鉢植えを置いたり、物干しスペースに使用したりと多目的に使用できる空間としています。
特に憧れをお持ちの方も多い石張を採用して格調高い雰囲気の空間としました。
20~30年前の分譲住宅というと、和風でもなく洋風でもない、いわゆる和洋折衷スタイルがほとんど。
そこでその雰囲気を壊さず、モダンさとナチュラルさを兼ね備えた空間作りには、アルミ材と木材を融合した商品でもある
スーパーフェンスはピッタリだと思います。
各商品説明についてはこちらをご覧ください。
スーパーフェンスはこちら(港製器工業特設ページ)
ガラススクリーン表札はこちら
さて、ちなみによく壁面緑化と言いますが、実際のところなかなか個人住宅で採用されているところは少ないと思います。
そこで、ご家庭でも扱いやすい壁面緑化向け植物をご紹介します。
目隠しに併用する場合は、常緑性のつる性植物がいいのではないでしょうか。
カロライナジャスミン
北アメリカ南部~中央アメリカに分布するつる性の常緑樹。名前はカロライナに自生するジャスミンという意 味ですが、お茶などに利用されるジャスミンとは全く別の植物です。花に香りがあるところからジャスミンを連想したと考えられます。つるは生育旺盛で、さほど太くはならないですが長さは1年に2~3m伸びます。冬でも葉が落ちず、よく茂る性質から、壁面やフェンスの緑化によく利用されています。
花春中頃から初夏にかけて、ラッパ型をした1cmほどの黄色い小花を咲かせます。花付きが非常に良く、満開時期は株が黄色く染まるくらいたくさんの花が付きます。
茎・根・葉・花などすべての部分が有毒です。花をジャスミンと間違えハーブティーにして中毒を起こした事例などが知られています。ジャスミンという名前に惑わされないように気をつけましょう。
モッコウバラ
モッコウバラとは早咲き性のつるバラで、香りのよい小さな花を沢山咲かせます。
性質が頑強で栽培がやさしいので初心者にも扱いやすい花木とされています。
モッコウバラにはトゲがない品種が多いのも人気の1つです。
性質が頑強で育てやすいですが、生育が良すぎるのでつるの誘引やコンパクトに育てるのには手入れがかかります。
生育旺盛で、品種にもよるが6m以上にも成長するので、2階のベランダまで仕立てることもできます。
ちなみに花は白と黄色があります。
テイカヅラ
日本の山野にも自生しているつる性の花木です。茎のところど ころから「気根」という根を出し、フェンスなどにくっつけてはい登ってきます。大きくなると10m近くの高さまで登り、茎の太さも 直径3~4cmになります。初夏になると、直径白やピンク色の花を咲かせます。
テイカは藤原定家のことで、カズラはつる性植物という意味です。これは藤原定家が愛する人を忘れられず、テイカカズラに変わってその人の墓に絡みついたというお話にちなんでいるそうです。