こちらは実物件でのケースです。
最近外構エクステリア設計ではあり得なかったご依頼が増えてきました。庭やガーデニングを楽しむため、家事スペースを優先するために、「駐車スペースをとらない」「駐車スペースをなくす」というご依頼。これまで外構ガーデンエクステリア設計では「まず駐車スペースの確保」を優先するのが常識でしたがこんな依頼が来るようになるとは。。。都心狭小地は侮れません。
確かに高槻市枚方市や大阪市内でも駅から徒歩圏、もしくは自転車で駅に行ける範囲内だと、車を保有されていない方、もしくはお子様もいらっしゃらず、運転もしなくなった・・・車がいらなくなったので、趣味の鉢植えをたくさん置けるガーデニングスペースにしたい。
そんな方もいらっしゃるかもしれません。
そう考えると外構面積のうち一番のスペースを占める「駐車スペース」は無駄なものなのかも。
ムムム、都心おそるべし。
外構設計の常識がもはや覆される時代になりました。
まず、化粧ブロックを塗装しただけの門柱が意匠的に嫌いということで、カジュアルな印象のR形状の塗り壁に。門扉はお客様の好みに合わせ、ま建物サッシなどとも合わせ、白い鋳物門扉を。
旧駐車スペースは、もう車を止めないということで、ウッドフェンス。
鉢植え等を盛りだくさん置きたいということで、採光を意識して少し隙間を広めに設定した、ウッドフェンス。
ガーデニングスペースの床面は古くなったコンクリート土間を石目調の「スプレーコンクリート」で明るく一新。
ガーデニング用に散水栓を立水栓に取り替え。手洗いとホース接続ができるように2口のものをご提案しています。
ライフスタイル、ご家族構成の変化はこんなに外構に影響するのです。
こんな感じで、「駐車場実はいらなくなった・・・」という方、趣味のスペースとして利用しませんか。
外構リフォーム、新築外構含め、「駐車場いらない!!」パターンの施工事例、実はかなりあります。
まずこのプランの施工事例はこちら。
使わなくなった駐車場をガーデニングスペースに 高槻市芥川町外構リフォーム
駐車スペースを最初から作らない新築外構も結構あります。
駐車スペースより物干し・駐輪を優先した新築外構
都心近郊の狭小地外構 高槻市F様邸
駐車スペースより庭を優先した新築外構
アイアンウッドを使用した落ち着いた印象のオープン外構 大阪市
イタリアの田舎をイメージしたカントリーオープン外構 大阪市