モデルプラン

Model plan

以前にも登場した高槻枚方のあるある外構です。

さて、今回、外壁の塗り替えに当たり、検討事項がありました。

①子供も大きくなり、駅まで少し距離もあることがあり自転車を4台保有しているが、置く場所がないため道路に置いている状態である
②子供が増えて2Fバルコニーだけでは洗濯物が干しきれないので物干しスペースがほしい
③子供が増えたのでハイルーフ車に変えたいのだかカーポートの背が低い。
④外観を今風のモダンな印象にしたい。

といったよく耳にする家族構成・ライフスタイルの変化に伴う外構へのニーズの変化。さてこれをどう対応していくか。

リフォームのモデルプランをご提案します。

リフォームプラン例です。
まず、カーポート。ハイルーフ車対応のロング柱のものに変えています。
コストパフォーマンスと外観を意識した商品としてLIXILのアーキフィット又はアーキフィットプラス。
と同時に幅が狭かったカーポートを幅3000mmタイプを採用して、自転車2台の屋根を兼ねるようにしています。
最近の分譲地だと駐車スペースは幅2500mmとかなり狭く作られているのですが、一昔前の場合逆に3000mm以上の幅で作られていることも多くこのスペースは注目すべきところです。車は最悪多少濡れても支障はないが自転車は錆びる。
そこで自転車を柱側に置きできる限り濡れないようにする。苦渋の選択ですが狭小スペースを生かすため、そのようなご提案になっています。
次に物干しスペースをフロントガーデンに作るには何かしら屋根が必要。狭いスペースをできる限り広くするため古い大谷石の塀を撤去。敷地いっぱいまでタイル貼りのテラスを作ります。
道路から見えるスペースに設置するので、外観デザインの統一性又はある程度見栄えがするものが必要。
今回は隣に並ぶカーポートと意匠を合わせたアーキフィットミニプラス独立テラスタイプを設置。
このスペースにも自転車を置くため、タイルテラスには少し勾配がきつめですがスロープを作っています。

そして道路に面した物干しスペースということで、やはり目隠しが必要。
様々な素材はありますが、今回は採光性と目隠しの両方を兼ね備えたクリアマットのポリカーボネイトを採用しています。

そして自転車の出し入れで何かと邪魔な門周りは一切撤去。
限られた空間を広々と使えるオープン外構とし、門柱機能は前にあると車や自転車の出し入れに邪魔になるため、ポーチ近くに引っ込めました。この場合、できる限り厚みの薄い門柱が好まれます。

ここで登場するのが、港製器工業の機能門柱「モルト」。
商品説明はこちら。

厚みが薄く、モダンな印象で前入れ後ろだしのポストの仕様になっておりこのような狭小地プランでは威力を発揮する商品です。

そしてタイル張は古い印象の100角タイルをやめ300角のものに。
2色の色分けなんかを採用するとモダンな雰囲気に仕上がります。
ポーチまで伸びる色分けした1本のラインが狭く見える玄関周りに奥行感を出します。
もちろん見た目ですが。

そして構造物はすべてシルバー系で統一。
きりっとした印象の外観を意識しています。


フロントガーデンをめいっぱい使い切った狭小地の外構リフォーム。
車庫増設となるとなかなかスペース的に辛いことが多いのですが、駐輪スペースの増設は頭を使えばなんとかなる場合が多いです。

特にフロント部にタイルテラス等を持ってくる場合、スロープ処理等で多機能にする必要があります。
また各スペースの大きさが限られている分、自転車の使用頻度の優先順位をつけて、置く場所を「分ける」という発想も大切です。

実際の似た施工例はこちらの”ガーデンリフォームでおしゃれな自転車置き場創り 高槻市“をご覧ください。

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