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2024/08/07

「現代住宅植栽考」第3回

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植物が嫌いでも、新築外構の場合植栽を使った方が良い。

そう述べました。その理由も提示しました。

でも、現実問題として、「植物嫌いの人でもOKと言う植栽」は存在するのでしょうか。

答えを述べる前に、ここで言う「植物嫌い」とは何かを再確認しておきます。

(忙しくて手間をかけられない場合も同様)によります。

ただし、全く手のかからない植栽は存在しません。

従って、この範疇を超えて植物の存在を否定されるお客様には、さすがに植栽をお勧めすることは出来ません。

ただし、失礼な表現になるかもしれませんが、それは命の否定に等しいのではないでしょうか。

さらに言うなら、人間自体の否定にも・・・

では、「殆ど手のかからない植栽」とは具体的にどのようなものでしょう。難しいテーマですがあえて筆者の見解を提示しておきます。

でも、植えた当初に枯れる事があるのでは。こんな疑問もあります。

その通りで、樹木にしてもグランドカバーにしても、植えた当初のリスクが最も高くなります。

従って、この期間だけはしっかりした管理が必要。

ただし、ここにプロとしては言いたくない本音と事実が。一般住宅の場合は「枯れ保障制度」は通常存在しません。

従って、当初のリスクをお客様が背負う事は実際にはありません。

ただし、悪質業者の場合は例外。

だから、メール限定などネット系の連絡だけで話を進めるようなことは絶対にしない事。

遠方の業者の場合もフォロー体制が悪くなりやすいもの。

必ず、近く(理想は車で30分以内、遠くても1時間以内)のエクステリアショップを選び、早い時期に直接来店して、その実態を確認してください。さらに話を進めます。

では「殆ど手のかからない植栽」とはどのようなものでしょうか。次項で、出来るだけ分かりやすくその答えを提示しますが、もっと特効薬が。

植栽の知識がある方でも、手のかかりにくい樹木・草花選びはかなり難しいし、まして、植物嫌いの方なら、自分で選ぶ事は不可能に近いからです。

一口アドバイス。

(みずき りょう)

門廻りの小さなオアシス

楽しさもお花畑から

たった1本のシンボルツリーが・・・

本格的な癒し空間

2024/08/07
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