家を新築したのでウッドデッキを付けたいと思うんですけど、というご依頼。当初樹脂木デッキを検討されていたのですが、樹脂木の長所短所、高耐久木「ウリン材」ウッドデッキの長所短所を説明させていただいたところウリン材のウッドデッキをご採用いただきました。
樹脂木→ノーメンテナンスでは決してない(カビ・シミ・汚れ等)。耐久性はあるが接続箇所の樹脂部分は意外ともろい。
ウリン材→1~2年で色変化があり、自然由来の灰汁が出るがノーメンテナンス。多少の反りヒビ等がある場合もあるが余りにひどい場合はその材木だけを交換すればよい。
ということでウリン材のウッドデッキを採用されました。
施工前
施工前の様子。水栓等が塀側に設置されている、掃きだし窓から手前にも出入りがしたいということで、デッキへ上がる階段をそんな生活導線を踏まえて設計しました。
施工後
建物側の右はパナホームさんの「換気システム」用の機材が前にあり800mm以上のメンテナンス時のための開口が前に必要と言うことで、
階段をなくしました。
導線となる前部、水栓等がある側にも降りることができる便利な形状でご提案。
当初「真ん中に穴を開けて株立ちの木を植えて・・・」といったお話もありましたが
「ここで布団干したり遊んだりするとき枝とかが目に刺さって邪魔ですよ」。。。
中庭パティオやこういったテラス系統のものの真ん中に木を植えるというのは、おしゃれなのですが、これまで「邪魔」と言う理由で何十本と伐採してきました。。。。。
大きなスペースが取れるのであればいいのですが、一般的に都心部のお庭の場合は避けた方がいいのではと個人的には思います。
結果植木は手前側に植えることになりました。
室内より、夜景。
実は20年来の旧友の家の工事でした。
今後ともお世話になりそうな気配です。よろしくお願い申し上げます。
コーディネーター・設計・現場管理 藤田
施工 有限会社アドバンス
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