インターネットからお問い合わせいただいたお客様。閑静な住宅街の中にある中古住宅をご購入のお客様です。門扉が傾いている、門周りがなんか汚い、玄関扉を開けたときご来客と突然目が合う感じが・・・。純和風で作られた石積の外構にアイアンウッドとモダンなボーダータイルを合わせた和風モダンの門周りにリノベーションしました。
施工前
施工前の様子です。
前に住んでいらした方が、恐らくDIYでペンキを塗ってリフォームされたと思われる門塀。
ちょうど玄関扉を開けたとき視線が行く場所は生垣が途切れていて、ご来客や通行される方と視線があってしまう。
そこで、なにかしらの目隠し、あと門塀の高さをもう少し高くできれば。。。
古くなった門扉は傾いているので取り替えたい、そういえばポストも壊れている・・・。
ということで門周り前面リノベーションのご提案をさせて頂きました。
イメージパース
イメージパースです。
施工後
玄関扉からの目隠しを意識してまず門塀の高さを高くしました。
当初よりメンテナンスも楽なタイル張がいいなあというご希望。
そこで、INAXの細割ボーダーをご提案しました。
ここで少しだけサプライズ提案。
モノトーンの2色の色分けと自然石の白の笠木を採用して、和風モダンの印象を大切にしました。
門被りの松の雰囲気を生かしたデザインです。
既存のペンキはケレンして下地を綺麗に作り直した上でタイル張。
また、もともと取り付けられていた照明は明るさセンサーのないものだったので、新たに取付。
門扉は門柱の高さを考慮し、日頃の荷物等の出し入れの利便性を考慮して、LIXILのジオーナ門扉 B3型。親扉が80cm,子扉が40cmの親子タイプで高さ1.4mのものをご提案しました。
玄関扉を開けてからの目隠し。
もともと、作られた時期は少し前のため自然石積や生垣等和風で自然風なイメージ。
そこで、アルミ等の工業製品ではなく自然素材と既存の植栽を組み合わせた目隠しをご提案。
高耐久のアイアンウッド「ウリン材」のスクリーンで既存の外構とも違和感のないデザインをオススメしました。
一緒に奥が丸見えだった向かって右側のスペースにもウリン材でスクリーンを設置。
既存の植栽と合わせた適度な目隠しとなっています。
壊れていたポストも取り替え。
口金式ですが、ちょっとこだわりのある商品を。木目調の口金ポスト、ユニソンのルージュムント。
こちらはお客様セレクトです。
中古物件をご購入の場合、外構はやはり10年以上前のものでは機能的にも意匠的にも今のお客様のニーズと異なっている場合が多いようです。
門周りはまさに家の顔!!
こんなリノベーションのご提案はいかがですか???
お打ち合わせ・設計・CADオペレーション 担当 藤田
施工管理 橋本
施工 橋本(自社施工)・小阪タイル