エクステリアの基礎知識

「リビングガーデン」のスペースの種類、特性について述べました。
今回からは、形態ではなく、活用方法について考えていくことにしましょう。
もちろん、どのように使うかはお客様の自由で、想像も付かないような楽しい使い方、個性的な使い方をされる場合もあるでしょう。
したがって、ここではその基本形だけを提示し、それぞれどのようなスペースが適しているか、参考資料として示しておくことにします。

まず、基本的活用方法の列記から・・・。
①ガーデニングスペース。
②収納、物干しスペース。
③ペットスペース。
④車やバイクに関するスペース。
⑤趣味のスペース。
⑥バーベキュー等の飲食、歓談のためのスペース。
⑦キッズスペース。

と言ったところでしょうか。

もちろん、①~⑦のどれか単独ではなく、いくつかの目的が組み合わされる事が多いでしょう。
これまでは、形から「リビングガーデン」を考えてきました。しかし、本当はこのような「使用目的」を先に明確にして、それからどのような形態の「リビングガーデン」が最適であるのかを考えることが基本であることは言うまでもありません。
例えば左の写真。いわゆる「テラス囲い」と呼ばれるガーデンルーム・サンルームの中では最もローコストなタイプの商品です。この場合、収納とお子様の遊ぶスペースとして利用しています。また物干しスペースとしての利用も可能でしょう。
見栄えにもよりますが、比較的安価な商品でもこのように目的を持って使用することができます。
プラン作成のパートナーとなる専門店(担当者)と、形ではなくまず目的について充分な打ち合わせを行ってください。

2022/09/26
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