エクステリアの基礎知識

「カースペース」について述べていますが、今回は2つの新しい発想について・・・

まず、「多目的屋内型カースペース」ですが、これは以前述べた「リビングガーデン」的考え方で駐車スペースを考えたもの。
一般的には、ボックス型のガレージを設置しますが、大きさに余裕を持たせ、バイクや自転車、その他の収納スペース、趣味の空間などとしても活用しようというもの。

この場合、いずれにしてもガレージを設置するわけですから、土地さえあれば大き目のものを使うだけで、別のものを取り付けるよりも効率的です。経費も安くつきます。ガレージは車を駐車するだけのスペース、と言う固定観念を捨てることも大切です。

「アプローチ一体型カースペース」は、敷地が狭い都市型住宅で多用されるようになったプランです。
「カースペース」と「アプローチ」を別に作ると、当然広い空間が必要になります。しかし、「カースペース」の一部を通路として使えば、敷地が狭くても最大限に有効活用することが出来るわけです。
もちろん、そこで多少空間に余裕が出来れば、デッキなど取り付け、別の楽しみ方に使うのも良いでしょう。

この発想、土間のパターンを変えるなどの工夫をすれば、デザイン的にも結構面白いものが出来ます。

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