エクステリアの基礎知識

「シンプルモダン」に続く、2つ目の「外構」のタイプは「南欧風」。
「南欧風」のデザインは、数年前まで一番人気がありました。最近はやや「モダン系」に押され気味ではありますが、それでも根強い人気があります。

地中海沿岸をイメージしていただければ、その姿が創造できると思います。白の塗り壁と曲線を基調とした、リゾート的で明るい、そうその雰囲気です。

日本で「南欧風の外構」を造る時は、むしろ白は使わず「暖色系の淡い色」をベースとすることの方が多いようです。
また、塗り壁に関しては、ざっくりとした仕上げが基本ですが、日本の職人さんは真面目で、綺麗に仕上げすぎ、アドバイザーなどと良くもめる事があります。

デザインのポイントは、明るく柔らかい曲線と色使い。それを強調するため、壁に孔を開ける、スリットを入れる、などの工夫も良く行われます。

ところが、このような工夫が上手く効果を表し、ハイイメージな作品に仕上がれば良いのですが、装飾過剰のグロテスクな出来上がりになることも、珍しくありません。
出来るだけ、センスの良い専門店、アドバイザーに依頼されることをお勧めします。

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