エクステリアの基礎知識

「カースペース」用の土間ですが、今回は「アスファルト」と「インターロッキングブロック(ILB)」について・・・

まず「アスファルト」ですが、最もローコストでできる土間処理(舗装)方法です。ただし、広いスペースで無いと、機材が必要になるため、実は殆どメリットが出てきません。
ご家庭の「カースペース」程度であれば、むしろ「土間コンクリート」のほうが、有利でしょう。
また、外見上もあまり優れたものではなく、実用性最優先の舗装方法ですから、貸しガレージ等で無いと、一般の方が「アスファルト」使うことはほとんど無いでしょう。

続いて「ILB」について。
この舗装方法は、「カースペース」に最も適しているといえます。
大量生産されているため、値段が比較的安く、強度・耐久性に優れ、ある程度お洒落感覚も持っているからです。

ただ、「ILB」は、下地の施工が悪いと、部分的に陥没したりします。従って、値段が安いからと言って、手抜きをするような業者を選ぶと、何度も補修することになりかねません。例え技術的なことはご存じなくても、しっかりとした下処理を行う、と言う条件だけは確認しておいてください。

後は、同じ素材を使っても、どのようにお洒落感を出すか。
形の組み合わせ、色の組み合わせ、両サイド、後部、中心部に土を残し、グランドカバーを植える・・・などの工夫を、ぜひ行ってください。

インターロッキングブロックは比較的安価でオシャレな駐車スペースを演出することができます(東洋工業 スーパーテラ)

2022/09/23
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