エクステリアの基礎知識

ガレージ用の土間には、どのようなものがあるでしょう。
最も一般的な「土間コンクリート」、大型ガレージにはコスト面で有利な「アスファルト」、「インターロッキングブロック」「レンガ敷き」「各種タイル貼り」「各種石貼り」「洗い出し」「樹脂舗装」「土舗装」「枕木敷き」・・・

まさに、多種多様です。
ただし、それぞれの特性、長所・短所があります。それを、簡単にチェックしていきましょう。

まず、「土間コンクリート」ですが、最も一般的で、コストも安く、正しい施工をすれば強度・耐久性にも優れています。ただ、ご存知の通り、コンクリートを敷きつめるだけですので、デザイン的な問題があります。
従って、BOXタイプのガレージの土間や、貸し駐車場には向いていますが、ご家庭の「カースペース」では今ひとつ・・・の感があります。

このような場合は、全体に敷き詰めないで、太目の目地的なイメージで土の部分を残してください。両サイド、奥の部分も同じです。そして、和風なら「タマリュウ」、洋風なら「ヒメイワダレソウ」「タイムロンギカウリス」「ワイヤープランツ」など、丈夫で多少踏んでも育つ草花を植えてください。
これだけで、イメージががらりと変わります。また、こうすることで、クラックも入りにくくなります。

草目地を採用した土間コンクリートプラン例

ヒメイワダレソウ。姫高麗芝と同じく冬場は葉を枯らせるが踏圧に強く近年人気のグランドカバー。

タイムロンギカウリス。高麗芝やヒメイワダレソウと異なり常緑なのも魅力。生育はかなり旺盛。

2022/09/23
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