エクステリアの基礎知識

外構・ガーデンの「目隠し」について考えていくことにします。地味なテーマのようですが、絶対に必要なまさに「必需品」でもあります。

ひと口に「目隠し」と言っても、様々なタイプがあります。

1:塀やフェンスで全体を囲む「目隠し」

2:掃き出し窓前など、必要部分のみを対象とした「目隠し」

3:見えないと言う目的さえ果たせばよいと言う、簡易的な「目隠し」

4:フロントガーデンで、機能+お洒落感が要求される「目隠し」

5:植栽を活用した「目隠し」

などです。

1:の塀やフェンスで全体を囲む「目隠し」は、最もオーソドックスなものです。但し、デザイン的にくどくならない、強度面に注意する、本当に全体を囲むべきか目的を良く吟味する・・・などの注意点をお忘れなく。特に、ブロック塀をベースとする場合は、安全性を考慮し、あまり塀を高くすることはお勧めできません。

写真は、セミクローズ外構の一例で塀はもちろん「目隠し」機能も持っています。ただ、デザイン性・安全性を考慮しハードウッドの角柱フェンスと組み合わせています。塀による目隠しと言っても、このように多くの工夫の余地がある、ということをお忘れなく。

2022/09/30
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