施工事例

チラシをご覧になりお問合せ頂いたお客様。中古で2世帯住宅をご購入になり1世帯は賃貸住宅とされる予定。とにかく庭に植えられている多すぎるツツジ等が多すぎて蚊が多くて困っている、自転車置き場がない、外観が古臭いイメージでなんとかしたい。そんなもともとお住いだった方とはライフスタイルや嗜好が異なるため、住まいのストレスを解消する外構全体リフォームのご依頼を受けました。

施工前の様子

古い印象のカーポートは、雰囲気が暗くまたハイルーフタイプではないため、使い勝手の非常に悪い状態。
また駐輪スペースが無く、賃貸住宅として使用される予定の側の玄関前の駐車スペースに自転車を仮に置いておられる状態でした。
また門周りもなんとなく古い印象。全体的に色調もまとまりもなくなんともいえない外観のエクステリアでした。

目隠しとして利用されている生垣はあまりにボリュームが多すぎて蚊が大量発生。
またお手入れもしづらく非常にストレスのある外構でした。

タイル張りのアプローチもどことなく古い印象。何より下地が悪いようでひびが入っている状態でした。

ご提案プラン

外観はモダンな印象をご希望ということで、様々な色調やテイストが混在している既存のエクステリアをシャイングレー色・白・茶と3系統の色調で統一。また生垣類を撤去するということで既存のフェンスだと目隠し効果が全くなくなってしまうため、外観の統一もかねて目隠し効果のあるフェンスに変更。

スタイリッシュな外観のストレス解消リフォームをご提案しました。

施工後

全景。
まず、古臭い印象でなおかつ高さが低くハイルーフ車非対応だったカーポートを直線のラインが美しいカーポート”アーキフィットレギュラー”に取替え。シンプルでスタイリッシュな外観が印象深い雰囲気に生まれ変わりました。

以前のカーポートは青い屋根材のためどこか暗い印象。
そこで今回はクリアマットをセレクトし少しでも明るい雰囲気が出せるように意識しました。

青空が透けて見える曇りガラス調のクリアマットの屋根材は今最も人気のあるトレンド。

門周りは古い印象のアーチとダイヤ格子の門扉を撤去。
新たにモダンな雰囲気の塗り壁仕上と凹凸のあるモザイクタイルで仕上げ、門扉は最新商品の門扉「プレスタ」でシンプルに仕上ました。
また荷物等の出し入れを便利にするため親子タイプの門扉をセレクトしています。

デッドスペースになっていたこの空間は賃貸部分にお住い予定の方と共有して使用する駐輪スペースに。
開口約3mある駐輪場スペースへの入り口。写真の右側に比較的寄せて車が駐車されることを前提に、伸縮門扉の開きは向かって左側に設定。
2世帯分の自転車・バイクが置けるようにカーポートをカット加工して取り付けし、デッドスペースを最大限利用できるように意識しています。
伸縮門扉は港製器工業のMR1型。

最大のストレス要因となっていた生垣や低木類を撤去することにより、メッシュ状のフェンスだと目隠し効果が全くなくなるため、全体のカラーコーディネイトをかねて目隠し効果のあるシャイングレーのジオーナフェンスを採用しました。

下地がわるくひび割れのあったアプローチも近年主流の300角タイルで。
門柱とあわせた茶と白の色分けをしたモダンな雰囲気のアプローチを作りました。

うっそうとしてジャングルのようだった庭スペースは高木をのぞいて全撤去。
芝生のお庭にチャレンジしたいということで、芝庭にリフォーム。

ということで、中古住宅をご購入の場合はもともと住んでおられた方とデザインやライフスタイルといった部分のギャップがありエクステリアも内装と同様ストレスになりがち。

そんなストレスを一気に解消する大型の外構リフォーム物件でした。

コーディネーター・設計・CAD  藤田


施工 FEEL FREE GARDEN,有限会社アドバンス,小阪タイル

2022/09/22

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