施工事例

となりの空き地に家が建つことになった。
窓があるのでそこへの視線をあらがじめ隠しておきたい。ということで現在試作中のスーパーフェンスブロック用柱の施工を行いました。

施工前

おとなりが空き地だったのですが、新しく家が建つことになりました。ブロックは敷地側から見ると7段積で控壁がない状態。

本来は違法のブロック積です。そこで、本来違法ではないブロック高さに設定し、スーパーフェンスのブロック柱の試作品を施工します。

施工中の様子

既存ブロックをはつっています。
現在7段から2段はつって。。。

このような状態になりました。

本来なら1段はつる→コア抜きという施工手順を踏むのですが、このブロック施工用柱は強度も考慮し、ブロックの穴ギリギリの大きさである 30mm×60mmで設定されているため厚み100mmのブロックだとコア抜きが厳しい。。。そこで、アンカーで1段積み増しを行い・・・・

これがスーパーフェンスブロック用柱。
現在開発の最終段階です。1日目の工事はこれで終了。

2日目。

板材であるウリン材とアルミ製のスペーサーを柱の溝に交互に入れていきます。

反り・ひねり等が比較的少ないアイアンウッド、ウリン材ですがそれでも、天然木。

工業製品とは異なり図面通りにはなかなかいきません。

スペーサーや木材をある程度現場で調整しながら施工しています。

施工後

完成です。

古いブロック塀というと、本来はすべて一旦解体して、やり直しをしたいところ。しかし、実際は解体費用も高額ですし、なにより敷地内に土間コンクリートや庭がある等解体するにもなかなか難しいことも多いです。

その場合、とりあえず「ブロックの高さをとりあえず地震等で倒壊しても大きな影響のない高さに低くし、倒れても被害の少ない木材やアルミ材のフェンスで目隠しをする」というのもまた現実的な対処法かと思います。

こちらの現場の場合、既存で7段とそこまで高い塀ではないのですが、実際高さ10段11段のブロック塀も多々見かけます。

そんな簡易的な目隠しの対処にこのブロック柱施工。

もうすぐこの柱の正式な販売が開始されます。

ブロック上にウッドフェンスを施工するとなるとこれまで、アルミの形材なんかを使用していると思うのですがいざこれをアイアンウッドでやるとなると、ちょっと重量的にビスがもげちゃうんじゃないか・・・と不安になるところです。

このスーパーフェンスのブロック柱。

今後期待大です。

コーディネーター・現場管理 藤田

施工 feel free garden

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